毎月の入院生活を乗り越えて、スイミングがくれた強い身体

第一子である長男が誕生した時、ひどい黄疸が出てしばらく病院から退院できず、親子3人の生活は不安なスタートとなりました。

さらに夫婦ともに気管支が弱かったせいか、長男もその体質を受け継いでしまったようで、幼少期はとにかくしょっちゅう風邪をひいては高熱を出していました。

普段は元気いっぱいに育ってくれているのですが、ひとたび体調を崩すと、ぜんそくの発作が重なり、そのまま半月ほど入院する生活が待っていました。

特に3歳から5歳頃までは、まるで毎月のように入院生活を送っていた気がします。

根本的な治療法はなく、お医者さんからは「成長して体力がつくのを待ちましょう」と言われるばかり。

このままいつまで続くのだろうと、看病をしながら心身ともに擦り切れる日々でした。

そこで、少しでも体力をつけさせたいという思いから、4歳になる頃に思い切ってスイミングスクールに通わせてみることにしました。

最初は水を怖がってインストラクターの先生に泣きついていましたが、ビート板で浮けるようになり、できることが増えるたびにハイタッチをして喜ぶことで、だんだんとプールが大好きになっていきました。

水泳のおかげで全身の筋肉が鍛えられ、体の中心が強くなったからか、気づけばあんなに頻繁だった発熱やぜんそくの回数が劇的に減っていったのです。

小学生になった今では、あの頃が嘘のように一日も学校を休むことなく、元気に皆勤賞を続けています。

成長とともに、そして自ら体力をつけることで乗り越えられる壁もあるのだと、子供の生命力に感謝しています。


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