発達が少しゆっくりな娘と過ごす、濃くて深い毎日

現在、2歳4ヶ月の娘と向き合う日々を過ごしています。妻が高齢出産だったこともあり、妊娠中は「どうか無事に…」と祈るような気持ちで毎日を送っていました。幸い母子ともに健康で出産を終えることができたものの、娘は頭囲が少し大きく、定期健診では毎回、成長曲線を上回る数値が出ていました。

その影響もあってか、ハイハイを始めたのは1歳頃、歩き出したのは1歳半。発達はゆっくりでしたが、そのぶん初めてハイハイしたとき、初めて自分の足で立ったときの喜びは、言葉にできないほど大きなものでした。

最近では、年上のお兄ちゃんやお姉ちゃんのマネをして、なんでも同じようにやろうとする毎日。全力でついて行こうとするけれど、うまくいかずに転んだり失敗したり。でもそれでもめげずに挑戦し続ける姿には、思わず笑ってしまうことも多いです。

お母さんがキッチンに立つと「それなに?わたしもやる!」と駆け寄ってきて、包丁を持ちたがったり、調味料を開けようとしたり…。正直手がかかる瞬間も多いけれど、「やってみたい!」という気持ちが芽生えていることが、嬉しくてたまりません。

ただ、未就園児ということもあり、日中は家で一人遊びが多く、いざ公園に行ってもお友達の輪に入れず、ぽつんと側で立ち尽くしていることもあります。社交的な年上の子どもたちの中に、なかなか溶け込めない姿を見て、少しだけ胸が痛くなることもあります。

それでも、最近は1人で滑り台を滑れるようになったり、「できた!」という小さな自信を積み重ねていく様子を見ると、娘なりのペースで少しずつ自立しているのが伝わってきます。

親としてできるのは、焦らず、比べず、そっと背中を押してあげることだけ。今日もまた一歩、娘は自分の世界を広げています。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です